リチウムイオン電池の安全な航空輸送

リチウムイオン電池の安全な航空輸送

2026年1月1日より、IATA危険物規則書(DGR)は第67版が適用されます。

リチウムイオン電池の航空輸送では、これまで以上に安全への配慮が求められています。国連やIATA、国土交通省などにより、航空輸送に関する規則は年々強化されており、迅速な対応が欠かせません。弊社では、安全性を重視した設計や部品の採用に加え、こうした規則の変化にも的確に対応し、より安心してご使用いただけるリチウムイオン電池の提供に努めています。

近年はモバイルバッテリーを起因とする発火事故が増加しており、電池単体だけでなく、リチウムイオン電池を組み込んだ製品に対する規制も強まっています。2025年7月には、モバイルバッテリーの機内持ち込みに関する注意喚起が行われ、さらに2026年は、機内取り扱いにとどまらず、電池を内蔵・同梱した製品の輸送規則にも変更が予定されています。

今後はリチウムイオン電池を使用する製品全体としての安全性と輸送対応も、より一層重要になってきます。

参考