セルの劣化を避ける充電基板

セルの劣化を避ける充電基板

特徴:

本製品は、電池セルにとって危険な温度条件を避けて充電を行う充電基板です。一般的な充電器と比較して、充電による電池セルの劣化が低減します。

 

危険な温度条件下での充電のリスク:

一般的なリチウムイオン電池セルの安全な充電時の温度は10-45℃となります。この範囲外での充電は電池セルの劣化を進めます。また60℃以上の高温になってくると電池セルの充電許容範囲を超え、発火に至る危険性もあります。

 

危険温度を避け、セル劣化を防止しつつ実際の運用場面で便利な実用性を持ちます:

充電中に電池温度を常に確認しており、10-45℃の範囲外で、自動で充電動作を変更します。具体的には以下のように切り分けられます

 

  • 60℃以上:充電が停止します(危険な温度帯の回避)
  • 45~60℃:充電電圧が4.06Vに下がります(電圧制御で電池セルのいたわり、劣化防止、安全性確保)
  • 10~45℃:通常の充電を行います
  • 0℃未満:充電が停止します(危険な温度帯の回避)

 

これに対し、一般的な充電器の温度毎の動作は以下のようになります。

 

  • 41℃以上:充電が停止します
  • 0~40℃:通常の充電を行います
  • 0℃未満:充電が停止します

 

一般的な充電器と比べ、電池セルをいたわりつつ実用性も備えております。(冬の屋外や一時的に高温になるような温度帯の現場で、充電停止ではなくセルが劣化しにくい充電仕様で充電を継続するなど)
※45℃以上の場合についてはご相談ください。

 

温度に関する仕様はJEITAガイドラインに準拠しています:

本製品の充電時温度管理はJEITAガイドラインに準拠しています。JEITAガイドラインは充電時の温度管理を含む、リチウムイオン電池に関する安全の指針が記載されています。詳細につきましては、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)ウェブサイト https://home.jeita.or.jp から、"ノート型PCにおけるリチウムイオン二次電池の安全利用に関する手引書" をご参照ください。

 

仕様:

充電IC:テキサス・インスツルメンツ BQ24092
寸法: 縦 約12mm, 横 約40mm
入力インタフェース: マイクロUSB タイプB
充電方法: CC/CV
コネクタ: JST SACH-003G-P0.2 (※ハウジング側は JST ACHR-03V-K。弊社オリジナル電池PJ21と同じ型番になります)

 

充電IC BQ24092について:

 

JEITAガイドライン準拠の充電ICとなっており、低温時/高温時の充電を制御します。 充電IC内部で処理が完結するため、基板小型化の恩恵があります。

 

量産、仕様変更、御社製品への組み込みなど、ご相談承ります。
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